弁護士の長谷山です。
最近、裁判所(特に東京地裁)に行く機会がめっきり少なくなりました。
といっても,裁判をしていないというわけではなく、
Web会議を裁判所も積極的に取り入れるようになったからです。
以前から、電話会議というものはあったのですが、
①川崎くらいからだと、東京までは来てくれと言われることが多かったこと、
②また、実際に裁判官の顔を見ながら話ができた方が電話よりもいいこと
などから、あまり利用されていなかった気がします。
その後、TEAMSを使ったWeb会議システムが使われることになりましたが、
実際には、裁判官や弁護士が不慣れということもあって、あまり浸透していませんでした。
しかし、コロナ禍の影響から、
裁判に関しても一気にWeb会議が浸透し、最近では、Web会議がほとんどという感じです。
Web会議のメリットは、なんといっても移動時間がないことです。
裁判所前にある事務所であればあまり違いはないかもしれませんが、
当事務所のようにどの裁判所からも少し離れた地域にある事務所としては、
わずか10分くらいの期日のために、往復1時間半かけて移動するということがなくなったので、
非常に時間を有効活用できています。
今後は、さらにIT化が進むことが予想されます(※)。
私自身、あまりそうした手続きは不慣れなのですが、
当事務所には、元SEでそうしたことに詳しい事務員がいますので、
力を借りて、IT化を進めていきたいと思っております。
(最近では、依頼者との打ち合わせでもWeb会議を活用しています。
以前のように事務所まで来て頂く必要がないので、
Web会議になれている方からは、ご好評を頂いております)
※(参考)民事裁判手続きのIT化に関する資料
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/saiban/dai10/siryou1.pdf
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