先日、友人に誘われ、上野にある国立科学博物館に行く機会がありました。
学生の頃に、同じく上野にある国立西洋美術館には何度も行っていましたが、国立科学博物館には行ったことがありませんでした(なお、国立西洋美術館は、現在、休館中とのことです)。
国立科学博物館は、コロナの影響もあり、事前予約が必要となっています。
友人に予約をしてもらったのですが、特別展はその時点で予約が取れず、常設展の16時からの枠を取ってもらいました。閉館時間が17時なので、1時間しかないけれど駆け足であれば全部見ることができるのではないか、と話をしていました。
当然、1時間では全く見終わりませんでした。
行ったことがある方は、ご存じの通り、国立科学博物館は常設展だけでも、地球館が地下3階から地上3階まで、日本館が3階まであります。たった1時間では地球館の1階から3階までを見るだけでタイムアウトでした。じっくり見ようと思ったら1日あっても足りる気がしません。
地球館の1階には、虫や動物の標本・剥製が展示されていました。
動物園で見ることができる動物だと、なんとなくサイズのイメージがあるのですが、その他の動物だと、思っていたよりも大きかったり、逆に小さかったり、新鮮な気持ちになりました。コウテイペンギンがかなり大きい(体長100センチから130センチ)というのは、知識は持っていますし、過去に実物やはく製を見たことがあるようにも思うのですが、そのたびに「こんなに大きかったっけ?」と驚かされます。
また、日本にいる虫や植物を見ていても、名前の分からないものがたくさんあり、普段いかに何も知らずに過ごしているかを実感しました。
子どもが楽しむ施設という印象があったのですが、大人が行っても楽しめる、むしろ大人になってから行くと、子どもの頃に比べ経験や知識が増えているため、より一層楽しめました。
今年は、博物館や美術館などに積極的に行ってみようと思います。
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