はじめまして。第67期司法修習生の今井健仁と申します。
今年11月27日から来年1月31日まで、こちらの武蔵小杉あおば法律事務所で実務研修をさせていただくこととなりました。
司法修習とは、司法試験合格後、裁判官、検察官、弁護士になるために、全国の47都道府県のいずれかで、約1年間行われる実務研修のことです。
司法試験合格発表直後に、司法修習先についての希望地を提出するのですが、私は、第1希望として神奈川(横浜)を書き、第2希望以下の希望理由も、「東京は神奈川(横浜)に最も近い修習地なので希望致しました」などと書いた結果、無事、神奈川での司法修習を行うことができる運びとなりました。
長谷山尚城先生は、中学・高校・大学の大先輩であり、私も野球が大好きで中学まで野球をやっていた、という不思議なご縁もあって、熱く「弁護士魂」についてご指導いただき、充実した日々を送っております。他の事務所の先生方の間でも、「武蔵小杉に長谷山あり」と自然と噂になるような大変な人格者でいらっしゃり、私の不躾な質問に対しても、禅問答のような深いやりとりで答えて下さいます。特に、昼食時や裁判所までの移動時間中のお話は示唆に溢れ、「弁護士魂」を教わる貴重な時間となっております。
他の先生方や事務員の方々も、皆様気さくで明るく、お仕事のできる方々ばかりで、弁護士事務所での修習がもっと長かったらと切に思う次第です。
また、私の将来の志望として、スポーツ法務などを専門とする弁護士を目指していることもあって、野球やサッカー、サーフィンといった各種スポーツが盛んな神奈川県で法曹としての研修を行うことができることが大変嬉しく思います。
2020年に日本でオリンピックが開催されることもあり、プロスポーツ選手のご活躍を初めとするスポーツ界全体の一層の発展を、法律面からサポートできるよう研鑽を磨いていきたいと思います。
さらに、長谷山先生がこのブログで書いていらっしゃるように、横浜弁護士会は、弁護士会対抗の野球に力を入れていらっしゃり、長谷山先生は横浜弁護士会・横浜マリナーズのキャプテンでもいらっしゃったこともあって、弁護士修習が終わった後も練習に参加させていただく等、何かしらの形でお世話になることができないか、交渉中です。
スポーツ法務を専門とする弁護士を目指す者としては、まずこの交渉で、是非とも良い結果を得たいと思います。そのためにも、筋肉トレーニングや走り込みといった地道な努力を怠らず、トライアウトのような形でもいいので結果を残すことができればと考えております。
途中から、つい熱い気持ちがほとばしり、弁護士というよりはスポーツ選手を目指している者の文章のようになってしまいました。
これも、心身ともに鍛錬を怠らない先生方の側で、素晴らしい仕事をするには体力と気力が必要不可欠であるということを日々勉強させていただいていることの現れ、と思っていただければ幸いです。
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