刑事事件
よくあるご質問
私の夫が起訴されてしまいました(正式裁判の被告人となりました)。弁護士に依頼するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
弁護士からの回答
この場合,弁護士は,裁判との関係で,ご主人に有利な証拠を収集したり,検察官の主張や提出証拠に対し的確な反論を加えたりするといった活動をします。ご主人が罪を認めている場合であっても,刑を可能な限り軽くするための活動をすることになります。
ご主人の身柄が拘束されている場合には,保釈を受けて身柄を解放してもらうことも弁護士の重要な役割の一つになります。
具体的な活動としては,まず,示談交渉が挙げられます。そもそも被害者の連絡先が分からないとか,連絡はとれるが示談に応じてもらえないといった場合であっても,弁護士であれば,通常,連絡先を知ることができますし,一般的には示談が成立しやすくなるといえます。
また,ご主人の身柄が拘束されており,ご家族であってもご主人に面会したり手紙を渡したりすることが禁じられている場合でも,弁護士であれば,ご主人に面会して話を聞いたり,ご主人の様子や伝言を家族に伝えたり,逆に家族からの激励や伝言をご主人に伝えることができます。