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悩むよりも前に早めの相談を!

法律相談

私が弁護士業務をしていてよく感じることとして、 もう少し早く相談に来てくれればもっとよい解決方法があったのに 、ということがあります。

たとえば、「10年ほど前から、 A というサラ金会社から借金をしていたが、その後、会社を辞めてしまったため、7年ほど支払わずにいた。ところが、最近になってそのサラ金会社から債権を譲り受けたと称する B 社からの請求を受けたので、手持ちの現金のうち1万円を払ってしまった。」というようなケースです。

仮に、 B 社から請求を受けた直後に相談に来ていただければ、消滅時効が完成しましたという通知を B 社に送付するだけで簡単に解決することができます。

ところが、上記のケースのように1万円といえども支払ってしまってからですと、消滅時効の主張が信義則上、許されないなどと B 社から反論され、最終的な解決までに時間が長くかかってしまう場合もあります(もっともこうしたケースであれば最終的には消滅時効の主張が認められる可能性は高いと思います)。

こうしたことがないように、 困ったことや分からないことがございましたら、遠慮なく早めにご相談して頂く ようお願いします。