債権法改正

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風間喬平コラム

債権法改正

風間喬平
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弁護士の風間です。

 

さて,今年の5月26日,民法(債権関係)を改正する法律が成立しました。

今回の民法改正は,明治時代に民法が制定されてから約120年ぶりに行われた大改正であり,弁護士のみならず,一般市民の方々にも大きな影響を及ぼすものです。

 

約120年ぶりと一口に言っても,どれくらい昔のことなのか,あまり想像がつかないのですが,今から120年前の1897年(明治30年)は,イギリスから日本で初めて活動写真撮影機が輸入され,日本で最初の映画「日本橋の馬車鉄道」が撮影された年だそうです。

今では映画はすっかり馴染み深いものですし,最近では,映像が飛び出て見えたり,ミストが吹き付けられたり,椅子が揺れたり,2017年からは,正面だけでなく両側面にも映像が投影され,270度の視界すべてで映画を鑑賞できるようになったりと,日本初の映画が撮影されてから120年の間に映画鑑賞のあり方も大きく変化しました。

 

映画に限らず,120年間という時間の流れは,交通手段,コミュニケーション手段など様々な面で世界のあり方を大きく変えてきたと思いますが,その間変わらずに存在した民法典は,やはりそのままでは時代遅れとなっていたため,この度,現代社会に対応した内容で,かつ,国民にわかりやすいものとなるように改正がされました。

 

今回の改正によって,契約実務や企業法務には大きな影響が出ると思われますので,法律の専門家として,改正後の実務に迅速に対応できるよう努めてまいりたいと思います。

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